フジテレビ、株式会社大富、中国五洲伝播中心の三社が共同制作したドキュメンタリー第7 弾『日本で家族を作るということ』を3 月31 日（日）14 時00 分からフジテレビ「ザ・ノンフィクション」で放送します。
今回番組ナレーションを務めるのは、お笑いタレントで落語家としても活躍する月亭方正さんです。
■日本で一緒に暮らし始めた、ある一家の物語。
この物語の主人公は、日本で麻辣湯のお店を経営する中国人の夫・胡雯卿さんと、中国残留孤児二世の妻・副島春美さん。そしてその子供たち、12歳の長男・帥(こうき)くん、10歳の長女・漫(かなえ)ちゃん、1歳の次男・洋(ひろ)くんの家族５人。長男の帥くんと長女の漫ちゃんは、生まれて程なくして中国・ハルビンの祖父母のもとで、10年間、親元を離れて生活していましたが、１年前に帰国し、一家そろって東京で暮らし始めました。
■言葉や文化の違いに直面、うまくいかないもどかしさを抱えながらも、家族で力を合わせて乗り越えていく心温まるドキュメンタリー。
父親の胡さんは経営する麻辣湯店の新店舗をオープンさせようと奮闘中ですが、オープンは２カ月も遅れ、焦りを隠せない。春美さんは夫の負担をできるだけ減らそうと、３人の子供たちの面倒を見ながらお店で働いている。そんな夫婦二人の心配事と言えば、日本に来てまだ１年余りの帥くんと漫ちゃんのこと。中国にいた頃、帥くんはクラスの人気者でした。日本に来てからは、友達と話したくても言葉がうまく通じず、もどかしい思いをしています。放課後には妹の漫ちゃんと一緒に日本語の補講クラスに通い、早く友達と交流できるよう一生懸命、日本語を勉強しており、胡さんと春美さんは仕事をしながらも、頑張る二人を見守っている。
■ 仕事、学校、慌ただしい日々の暮らし――。
番組では、それぞれの壁にぶつかりながらも、力を合わせて乗り越え、成長していく一家の姿を追いました。是非ご覧ください。
★チャイナストーリーについて
日中国交正常化45 周年を迎えた2017 年に、フジテレビ、株式会社大富、中国五洲伝播中心の３社で共同制作を開始したドキュメンタリーシリーズ「チャイナストーリー」は、フジテレビ人気地上波番組『ザ・ノンフィクション』で放送中。シリーズ第1 弾は上海で奮闘するシングルマザーを追った『母として女として～上海シングルマザー物語～』、第2 弾は上海で日本のラーメン屋をオープンさせる2 人の主人公を追った『男がラーメンに賭けるとき…。』を放送。2018 年日中平和友好条約締結40 周年の年に入ると、第3弾 中国伝統楽器・二胡を学ぶ日本人留学生を追った『自分の殻を破るには～麻耶の葛藤～』、第4 弾 結婚か夢か、揺れる30 代女性を追った『上海発 仕事も恋も30 代』、第5 弾 北京で日本料理屋を営む日本人とその中国人弟子の成長を追った『すべては家族のために～北京出稼ぎ物語～』、第6 弾では日本で働く中国人3 人を追った『日本で働くということ～覚悟を決めた中国人～』を放送。日中共に反響を呼んでいる。