(株)大富では、「中国テレビ★大富チャンネル」、「鳳凰衛視」の放送業務以外にも、日本と中国の間で様々な公益活動を行っています。私たちは、これらの活動を通じて、日中両国がもっと近づけることを願っています。 |
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2011年10月20日、大富チャンネル開局13周年を記念した「中国琵琶の皇后 章紅艶東京公演」(主催:株式会社大富、中華文化促進会;後援:中国駐日本大使館、日本中華総商会)が、東京赤坂サントリーホールで開催された。 公演には中国駐日本国大使 程永華夫人汪婉女史や、元自民党幹事長・日中友好協会会長加藤紘一議員、大富株主各代表、及び大富を支え続けて下さる各界の方々など、およそ400名が出席し、しばし琵琶の奏でる美しい音色に酔いしれた。 傑出した琵琶演奏家として世界的に注目を集め、中国の音楽の最高学府―中央音楽学院の教授でもある章紅艶は、「現代琵琶の第一人者」、「中国琵琶の皇后」との誉れ高い。今回のコンサートでは、中央音楽学院弾抜楽団のメンバーと共に、《周二聚会》、《虚籟》、《龍船》、《春江花月夜》、訴----読白居易《琵琶行》有感、《風雨鉄馬》、《走西口》、《十面埋伏》等、中国の古曲や民間楽曲など数々の名曲を披露し、見事な演奏技術と豊かな音楽表現で会場を魅了した。 著名な琵琶奏曲《十面埋伏》では、客席に複数名の伴奏者を配置させ、奏者と観客が一体となったリアリティ溢れる演出効果をねらった章紅艶独特の演奏技法が用いられた。四方八方から聞こえる計7本の琵琶の呼応は、あたかも敵が“埋伏”(潜んでいる)しているようであり、客席を一気に歴史上の戦場の場面へと引きずりこんでいく―こうした章紅艶ならではの演出と迫力ある演奏に、演奏終了後も客席からの拍手は鳴りやむことなく、会場は大いに盛り上がった。 |
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女川町・安住宣孝町長と |
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佐藤充さんへの献花 |
2011年3月11日、日本は未曾有の大震災に見舞われました。被災された皆様に心よりのお見舞いを申し上げると共に一日も早い復興を祈念申し上げます。 東日本大震災直後から大富はいち早く銀行に義援金専用口座を開設し、在日中国人及び中国本土の方々から被災地に向けた募金活動をさせて頂きました。3月末の段階で集められた金額が 2000万円に達しましたので、一刻でも早く本当に必要としている被災者の手許へそれをお届けしたいと考え、4月20日弊社社長張麗玲自ら宮城県牡鹿郡女川町へ出向き、この中国の方々からの思いの詰まった義援金2000万円を安住宣孝町長へお渡し致しました。 震災当日、女川町の海産物老舗企業-佐藤水産で専務を務められていた佐藤充さんという方は、津波の近づく中、同社で働いていた中国人研修生20名の命を、身を挺して守り貫き、ご自分は命を落とされました。こうした尊い行いへの感謝と敬意を込めて、そして女川の水産業復興にも少しでも役立てて戴きたい、との思いから私共はこの中国からの応援の“気持ち”を、女川町へ贈ることに致しました。 私共の募金活動は、これからも継続して参ります。どうぞ今後とも引き続き、皆様から温かいご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。 振込先は、三井住友銀行 本店営業部、(普通)200-2315508、口座名「株式会社大富 義援金口」 皆様からの温かいご協力をお願い申し上げます! |
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右から于爽さん(劉爽役)、 李玉寧さん(指揮)、雷佳さん (木蘭役) |
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舞台後の祝賀会にて。左から 主演女優・雷佳さん、大富社長 張麗玲、指揮者・李玉寧さん。 |
中国の国民的人気歌手彭麗媛(ポン リーユエン)氏が団長をつとめる中国人民解放軍総政治部歌舞団による中国歌劇『ムーラン(木蘭詩篇)』の東京公演第二日目が2009年11月13日夜、東京文化会館(上野)で行われました。彭麗媛団長を総監督とし、皇太子様の音楽の先生でもあった家堤俊作氏が指揮、ロイヤルチェンバーオーケストラが演奏を担当。この豪華な日中コラボレーションに満場の拍手が沸き起こりました。 今回の公演は、中国人民解放軍総政治部歌舞団、中国国際文化交流センターと中国歌劇「木蘭詩篇」日本公演実行委員会が主催し、K&Q株式会社、中国国際文化芸術公司が共催、正大国際音楽制作公司、株式会社大富が協力しました。 中国人民解放軍総政治部歌舞団初の日本公演を日本の多くの人々に観てほしいという強い思いから、大富が中継を担当し、スカパー!での全国生放送が13日夜、実現しました。これは、数ある中国芸術団の来日公演の中でも初の日本生放送となりました。しかし、準備の時間もそれほどありませんでした。また、生中継にあたっては、画質のほか、音声、舞台で行われている動作の細かいニュアンス、そして客席の雰囲気など全てを完璧に視聴者に伝えなくてはなりません。こうした緊張感の中、経験豊富な撮影スタッフと8台のHDカメラよって生中継が実現しました。 今回の公演は、2007年11月12日に大富の企画・主催により行われた中国人民解放軍交響楽団の来日公演に続く、2回目の中国軍芸術団の公演になります。今回の公演を通じて、日本の皆様が平和の尊さを改めて感じて頂ければ、これに勝る喜びはありません。 |
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2009年8月28日(金)、中国上海にある同済大学にて中国国家漢語国際推広辦務室、孔子学院本部、桜美林大学孔子学院、同済大学国際文化交流学院の共同主催による「第3回全日本青少年中国語カラオケ大会決勝大会」が行なわれました。後援は外務省と中国大使館教育処、協賛は上海文広新聞伝媒グループと上海雲芸文化伝播有限会社、協力は株式会社大富。さらに、㈱大富の代表取締役社長 張麗玲は審査員として大会に参加しました。 本大会は、カラオケを通じて日中の若者たちが相互交流と友好を深めることを目的に、日中国交回復35周年にあたる2007年より開始され、㈱大富は毎年協力し、代表取締役社長 張麗玲も毎回特別審査員として参加してきました。 第1回決勝大会は、中国北京にて「日中文化・スポーツ交流年」認定事業として開催され、続く第2回大会は、今回同様中国上海にて「日中青少年友好交流年」認定事業として行なわれました。 個性溢れる若者たちの歌声は、それぞれに観客達の胸に熱く響き、上海の夜景のごとき夢のような一時は皆の心に強く深く刻まれたことでしょう。 |
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2008年春節目前・・100年に一回といわれる暴風雪が中国南部地方を襲いました。交通は遮断され、電気も止まり、過去最悪の被害が各地に及んでいます。 湖南、湖北、安徽、江苏、浙江、上海などを含む19省、市、自治区が影響され、およそ七千万人以上が被害に遭っており、約537.9億元の経済損失まで上がっています。 胡锦涛や温家宝をはじめ、国家の指導者らは全面的な救出活動を指示し、自ら被害地区に訪れ、被害者たちに応援の声をかけるなど、その行動は多くの民間に勇気と希望を与えています。 旧正月の大晦日、大富のスタッフは少しでも災害地区の被害者の役に立てるよう、社内で寄付金を集めました。この災害が一日でも早く治まり、被害に遭われた方々が平穏な暮らしに戻れるよう、心より祈っております。
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写真は中国人民解放軍交響楽団日本初公演中 舞台風景 |
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写真は演出終了の後、大富社長張麗玲は有名歌手戴玉強さんと握手する |
2007年は日中国交正常化35周年を迎え、温家宝総理の「氷を融かす旅」となった訪日、「日中文化・スポーツ交流年」関連イベント、中国国防部長の9年ぶりの訪日、福田首相の訪中など、話題が目白押しの一年となり、日中関係が大きく前進する年になりました。このような記念すべき年に、「日中友好関係構築の一翼を担う」ことを目的とし、中国人民解放軍交響楽団の日本初公演(於:中野サンプラザホール)を大富が主催し、歴史に残る一幕を飾る事ができました。 中国人民解放軍交響楽団は、高い実力を誇る、解放軍唯一の大型楽団です。今回の訪日団には中国国内でもトップレベルのバイオリン奏者、国内外の様々なコンクールの受賞経験者が参列し、合唱団は中国を代表する声楽家や一流のオペラ歌手によって構成され、高い芸術センスと豊富な経験を持ち合わせていました。 公演は中国の孔鉉佑臨時代理大使をはじめ、自民党の加藤紘一元幹事長、谷垣禎一政治会長、中谷元元防衛丁長官など両国の貴賓が参加されるなか盛大に開催され、昼夜2回の公演で、シューベルトの交響曲やイタリアオペラ、中国の伝統楽器・排笙(はいしょう)を使って「さくら」を奏でるなど、多彩な楽曲を披露し、日中関係各位より高い評価をいただきました。 これまで、元防衛庁が要請したが実現しなかった経緯もあり、今回の日本公演そのものが日中関係において重要な意義があったものと認識しております。 今回の公演を通して初めて来日された交響楽団の皆様は、日本で素晴らしい体験をされ、日本の良いイメージを心に刻み込み、帰国されました。また、初めて人民解放軍の演奏会を鑑賞された日本の皆様も、楽団が奏でる美しい音楽に魅了され、人民解放軍に対するイメージが一転したとの声が多数寄せられました。コンサートを主催した大富は大反響を受け、文化交流がいかに両国にとって重要かを再度認識することができました。 |
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11月17日、2006年中国文化フェスティバルがサントリーホールでの開幕式コンサートを皮切りに、開幕されしました。 文化フェスティバルは閉塞感の漂っている日中関係を文化面から打開していくべく中国文化部、在日中国大使館の主催で開催され、大富は初日の開幕コンサートを共催させていただきました。 開幕式は、中国文化部の孫家正部長、孟暁駟副部長、王毅中国駐日大使、及び高円宮久子妃殿下、河野洋平衆議院議長、扇千景参議院議長、塩崎恭久官房長官、海部俊樹前首相等を始め、日中各界からの貴賓1,300人が一同に会し、盛大に開かれ、関係各位より高い評価をいただきました。 文化フェスティバルは日中両首脳が特に重視するところであり、中国国務院の温家宝総理と安倍首相、どちらからも祝電が届きました。その中で、温総理は「今回の文化フェスティバルは2007年の日中国交正常化35周年のプロローグとなる、とても意義のあるものです。日中両国民の理解と友好がより一層深まることになると信じています。」と、また阿部首相は「自身の訪中間もない、この時期に開催する文化フェスティバルは日中関係を更なる高みへと導くために重要な役割を果たすことでしょう。」と表明しました。 演奏は小澤征爾氏が東アジアで最も優秀なオーケストラの一つと称えた中国国家交響楽団で、演目には両国の人々に親しみのある「祝典行進曲」や「覇王別姫」などが選ばれました。またステージも中国文化を駆使した美術設計が施され、祝典の雰囲気を盛り上げました。 株式会社大富は開幕式共催の栄誉に預かり、創立以来8年間掲げる「日中友好の架け橋となる」という理念を実現する機会をまた一つ与えていただき、皆様のお蔭をもちましてその幕を切って落とすお手伝いをさせていただくことができました。誠に有難うございました。 |
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2003年はじめに世界を震撼させた「非典(SARS)」は、まず香港地区で発病者が確認されました。その後、香港人の間には大きな不安が広がり、香港の経済にも大打撃を与えました。 SARSの撲滅とSARS被害にあった香港にエールを送るため、同年5月23日、香港の有名スターらが立ち上がりチャリティーコンサートを開催しました。大富では香港側からの委託を受け、この活動に参与する日本側メディアとして、TVB大富チャンネルでコンサート当日の実況中継を行いました。さらに、日本国内で救済募金口座を開設したほか、SARS関連の特別報道番組を制作しました。番組には梁家輝(レオン・カーフェイ)・梁詠(王其)(ジジ・リョン)・葉童(イップ・トン)といった著名な香港スターらが出演し、北京語を使ってTVB大富の視聴者に救済と協力を呼びかけました。 コンサート当日、大富では衛星放送センターと大富本社オフィスにエンジニアおよび社員を待機させ、香港からの中継を見守るとともに、視聴者からの募金参加申し込み電話を受け付けました。4時間にわたる放送の中で、画面には「SARSと戦う香港の同胞に声援を!」のテロップを流し続け、日本で展開している銀行、航空会社、旅行社など約30社からもこの活動に対する大きな理解と支援を受けました。コンサートには劉徳華(アンディ・ラウ)・梅艶芳(アニタ・ムイ)・郭富城(アーロン・クォック)などのスターが登場し、放送時間内には日本で働く中国人や留学生、日本人視聴者などからの募金方法問い合わせ電話が殺到しました。 このコンサートの成功は、大富が日本で実施した救済募金活動にも大きな効果を生みました。視聴者の暖かい心が大富を通じて救済を待つ地域へと届き、大富もまた人が人を想う真心の尊さを痛感した出来事でした。
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写真は募金後大富社長張麗玲と中国駐日大使館公使呉亜朋さん、参賛李文亮さん |
1998年6月,長江流域の広範囲で洪水災害が発生し、8月はじめには史上まれに見る規模の増水状況が頻発しました。被害にあった場所の住民らは経済的にも大きな損害を受けたほか、長江流域の被害状況は国内外メディアでも大きく取り上げられ、多くの人たちから関心が寄せられました。中国中央電視台(CCTV)は同8月16日、「万衆一心」と題したチャリティー番組を放送し、この模様は日本のCCTVおよび大富チャンネルが現場中継で放送しました。 当時、株主の1社・大倉商事が突然倒産し、業務を始めたばかりの大富も同じく倒産の危機に直面していました。しかし、祖国の困難や災害に遭った人達の苦しみを少しでも和らげるため、大富では共に立ち上がる決意を固め、CCTVの災害救済募金活動に参加しました。そして、CCTVおよび大富は「CCTV大富“中国大洪水”募金」とした募金口座を開設し、日本国内で募金活動を行うとともに、テレビでも中国語と日本語によるコマーシャルを放送し、日中の視聴者に募金参加を呼びかけました。 この活動は在日中国人や在日華僑はじめ日本人の間にも大きな反響をよび、わずか3ヶ月の間に、138万349円が集まりました。 この募金活動で大富は中国民生部から感謝状を授与され、困難な状況にある祖国への貢献の大切さを改めて痛感しました。 |